メリット失敗例病院選び掛かる期間相場費用

痛みや術後の経過

インプラントは歯茎を切開したり、一般の歯科医と違ってあごの骨を削ることも治療に含まれます。
そのため、インプラントの手術は麻酔をかけて行われます。
インプラントを埋め込む本数が少ない場合でも、一般の虫歯を治療するときより強い麻酔を使いますので、ほとんど眠った状態で手術が行われます。
また、埋め込む本数が多い場合、あごの骨の再生治療や骨移植が必要な場合、メンタル的に耐えられない患者、患者自身からの希望があればさらに強い麻酔を使い、完全に眠った状態で手術をします。
こうして痛みを感じずに手術は終わるのですが、術後はどうでしょうか。
実際のところ、麻酔が切れてもそれほど強い痛みはでないことがほとんどです。
ただ、本数が多かった場合や骨再生を行ったときなどは、まれに痛みが出ることがあります。
またその際は、歯茎も腫れ、術後2日目をピークに痛むことがあります。
ただ、長くても1週間足らずで腫れは引きます。
不安な方は、鎮痛剤を処方してもらえますので担当医に相談してみてください。
インプラントの手術は入院等は必要なく、早ければ1時間しないうちに終わり、その日のうちに帰ることができます。
麻酔が強く、覚めるのが遅い人もいるので、そういう場合は少し休んでから帰る方が良いでしょう。
そんな理由から、念のために車ではなく、公共の交通機関を使うことをオススメします。
インプラント治療は、大きく2回の手術が行われますが、いずれの場合も術前・術後は飲酒・喫煙は避けるようにしてください。
できれば入浴はぬるめのシャワー程度にとどめ、激しい運動もしないようにします。
また、睡眠を十分に取り、ストレスをためない生活をすることも大切です。
それから化膿止めの抗生物質と鎮痛剤が処方されますので、特に抗生物質は指示にしたいがい必ず服用するようにしてください。
よく途中で服用を止めてしまったり、薬嫌いだからと飲んだ振りで飲まない人がいますが絶対にやめてください。
最後に、術後しばらく出血が止まらないことがありますが、あまり気にしすぎない方が良いです。
口の中に血があるのは気分が良いものではありませんが、舌で絶えず触れたり、血をその都度吐き出しているとせっかく止まりかけた血がまた出ることになってしまいます。
インプラント治療のトラブルはこちらも参考になるので、ご覧ください。